2017/05/18 (Thu) 12:58
ふしぎヒコーキワークショップ2017開催のご報告

5月5日に、「ふしぎヒコーキワークショップ」を開催しました。
2004年(平成16年)の初開催から、回を重ねてなんと14回目になります。
最初のころに参加した子供たちも、もう大人!
今も、モエレ沼公園に来てくれているのかな?
今年のゴールデンウィークは快晴に恵まれ、タイミングよく桜が満開となったモエレ沼公園は、この日も大賑わいでした。

 

講師は、紙ヒコーキの元世界チャンピオン・ふしぎヒコーキのパイオニアの飯島実さん。東京から移り住んだ中標津から、いつもこの催しのために駆けつけて頂いています。
まずは1階のスペース1で、作ることを中心にしたワークショップを始めます。
熱帯雨林の樹木が放つ「飛んでいく種」をモチーフにしたふしぎな飛行物体?や、折り紙で作れてとっても良く飛ぶ「かもめ」など、1時間以上にわたって作ることに熱中しました。シンプルなようでいて、そこにはさまざまな発想や工夫が込められているんですよね。そんな秘密が惜しげなく伝授され、飯島ワールドを体験できるのは、とても貴重なことと感じます。
不器用な私も、これまでのワークショップで「かもめ」だけは完璧にマスターできたようです!

第2部は、場所を広いアトリウムに移してスタート。
天井の高さは30m!まさにふしぎヒコーキのためのような空間で、さまざまなヒコーキを飯島さんと共に飛ばして遊ぶことが中心です。飯島さんの白鳥のかたちのヒコーキのデモンストレーションもあり、まるで本物の鳥が飛んでいるみたいです。

子供たちも、ゴムで高く飛ばすヒコーキ「らわん」で遊ぶことに夢中。これは本当にいくら飛ばしても飽きないんですよね。皆さんにも公園などで飛ばして遊ぶことをお勧めしたいです。
また、皆が作ったさまざまなヒコーキをお皿に詰めてまとめて飯島さんが上に投げ上げると・・・、いろいろな飛行物体がいろんな飛び方でヒラヒラと舞い降りてきて、子供たちの目がキラキラと輝きます。

飯島さんの美しく楽しいヒコーキの世界が満喫できるワークショップは、参加者もスタッフも、そして誰よりも飯島さん自身が楽しんで、無事に終了しました。
ご参加された皆さん、ありがとうございました!

 

お二人のお子さんと参加された吉田さんから感想をいただきましたので、ご紹介します。


吉田 旺世(小学6年生)
上に高く飛ばしたロケットコプターらわんが、特に楽しかったです。種の形を一斉に飛ばしたのがとてもきれいでした。
学校でも折り紙で折る紙飛行機を作って友達と飛ばして遊びました。

 

吉田 歩倫(小学4年生)
ユニークな飛び方をする紙飛行機をたくさん見ることができて面白かったです。
前にだけではなく、上にも飛ばすことができて楽しかったです。

 

吉田 貴子(保護者)
種の形をヒントに考えられた形だということに驚きました。種の中に、あれほどの飛行距離を出せる形になっているものがあることを初めて知りました。また、飛んでる姿が綺麗なものが沢山あり、飛ばす時には距離だけではなく、美しさや高さなど楽しみ方は色々あるということがわかりました。来年のイベントも楽しみにしています。