第1回通常総会

2011/06/22

第1回通常総会は、会員15名の方にご参加いただきました。

総会議案は、昨年度の活動報告と決算報告、今年度の活動計画、活動予算案、また、一般社団法人「モエレ支援機構」設立についての提案が行われました。

一般社団法人「モエレ支援機構」は、これまで任意団体であったMFCが築いてきた資産を、守り、有効活用していくための組織です。

任意団体モエレ・ファン・クラブは、社会的責任と社会に必要とされる組織として「NPO法人 モエレ・ファン・クラブ」と、それを応援する「一般社団法人 モエレ支援機構」の二つに生まれ変わるという形になります。

 

小林代表の挨拶

「 MFCが誕生した最初の頃を振り返ると、三つのやらなければならないことがあったと思う。

一つめは、モエレ沼公園の活用を考えることである。活用はむやみにイベントをすることでなく、設立の意図、背景、関わった人の思いをきちんと受け継いで市民に対して活動していこうということである。

二つ目は、モエレ・ファン・クラブの「クラブ」という部分である。仕事とは別に、社会に対して貢献し、メッセージを出すということや、入っている人間がクラブ人として楽しむといった意味が込められている。

三つ目は、市民参加である。札幌の大切な公園であるため、市民と一緒になりながら色々な意味でまちをつくっていくということである。

以上三つのキーワードがMFCのそもそもの柱である。

NPOになったからといって肩に力を入れたりせず、皆で楽しみながら、きらりと光るような活動をする団体でいたいと思う。」

飯島実さんのふしぎヒコーキワークショップ-2011-

2011/05/05

5月5日の「こどもの日」に、家族向けワークショップ「ふしぎヒコーキワークショップ」を開催。

今年で8回目を迎え、モエレ沼公園の行事としてすっかりおなじみになりました。

今年も好天に恵まれて、たくさんの参加者があり、先生役の飯島実さんオリジナルの不思議な飛行オブジェの制作に挑戦しました。

私たちは、参加対象をお子さんと保護者、と考えていましたが、今年はご年配の方の参加もあり、多くの市民に興味を持たれていることに気づきました。

今年は飯島先生の提案で、東日本大震災で被災された方々を支援するため先生が製作した様々な飛行オブジェや材料を参加者に販売し、4万円強の売上金を被災地に寄付することが出来ました。

参加者の中には宮城県から実家のある札幌に避難して来られたご家族もいて、私たちの気持をかたちに出来て良かったと思います。

先生はじめ皆さんのご協力に心から感謝します。

飯島先生のワークショップの内容は、ガラスのピラミッド内の空間を飛ぶ、定番の「ラワンの種」以外に毎年新しい工夫をして下さり、何回参加しても飽きないものです。

思いがけない動きをする物体をびっくりして見つめたり、上空を見上げる子どもたちの輝く目、はじける笑顔。

この体験は、きっと子どもの心の中に「こども日」の思い出として刻まれ、大人になっても思い出すことでしょう。

私たちモエレ・ファン・クラブは、これからもモエレ沼公園でこのような機会を提供し、共に楽しい記憶を積み重ねたいと考えています。

今回参加された皆さんも、参加出来なかった方も、来年の「こどもの日」にモエレ沼公園でまた会いましょう。

モエレ沼公園 イルミネーション点灯式

2011/03/19

モエレ沼公園 イルミネーション点灯式 モエレ沼公園はエコをテーマにした公園で、私たちはこの精神を地域と共に引き継いでいくことを考えています。

今年は、札幌市が進めている「廃食油をBDF燃料に」という運動と連携し、地域の小学校と共に環境教育の一環として取り組み、運動の定着と広がりを目指しました。

廃食油回収日決定後、協力依頼のチラシを子供たちに手渡し回収日を告知。回収は、廃食油回収BOXを各学校に配置し、翌日朝廃食油の回収を協力会社と共に実施しました。

主催者、後援者、協力団体や近隣町内会に参加をつのり、「被災地にとどけBDFのあかり」のイルミネーション点灯式を実施しました。 東北大震災の犠牲者や被災者の方々に対して、参加者全員で黙祷をささげ、札苗幼稚園園児がスイッチを入れました。

■被災地に向けたメッセージボード

イルミネーションの前には、震災被災地に向けた私たちの思いをこめたメッセージボード。

点灯式は、モエレ沼公園近隣に住む小山さん一家の4人兄弟に協力をお願いして、BDF燃料の発電機に スイッチを入れました。

ともすれば寂しくなりがちな冬の公園に、明るく美しいシーンがつくれたと思います。

イルミネーションは、1本1000球、3本で3000球のLEDを使用、ガラスのピラミッドを背景に、3本の木にイルミネーションが点灯しました。

来年以降もモエレ沼公園の冬が明るく美しいものになるよう、この運動の継続を予定しています。