公園の冬季利用を促すために、イサム・ノグチは初期の段階から中核施設の必要性を主張していました。それがガラスのピラミッド。透明なガラスの壁面を透して、空の大きさとあふれる日射しが満喫できるスペースです。内部仕上げには、煉瓦積みに白塗装した壁や庵治石積みなど、牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館やニューヨークのイサム・ノグチ・ガーデンミュージアムで使われた素材を中心に選定。2階は階段状の広場になっており、館内を巡ると、イサムワールドのエッセンスにふれることができます。